ヒューマンセクソロジー

閲覧数3,482
ダウンロード数59
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    最近「セックスレス」が流行っている傾向があるが、男女は基本的にセックスでつながっているべきものであるから、やはりセックスは必要である。夫婦は甘えあう関係にあることが望ましいが、互いに社会の制度の中で「役割」を演じあう日本社会ではそれは難しいのが現状だ。このような現状の中で生きていかなければいけないという事実によって、「自己解体」が困難であるために、コミュニケーションを目的としたセックスを考える機会が与えられない。このため、日本では、性に対する偏見が多く見受けられるのだ。二人の間における、愛の有無とは関わりなく、「役割」を分担するという、生活の便宜上の理由で、結婚を継続する夫婦が多いのも、このためだと言える。日本のポルノの刷り込みによってセックスについて誤認識をするようになったことも指摘されており、また、「精子がたまって性欲がわく」という、男性側も女性側もとらわれている考えについても、それは科学的に間違いであって、「男性が性欲を自制するのは困難」だというステレオタイプ的な考えは誤ったものであると述べられている。夫婦関係をベターなものにするには、互いに理解しあい、思いやる努力が必要である。夫だけが外で働き、家庭にお金を入れるという構造においては、夫婦が「ともに生きる」という実感が失われがちだが、妻も社会に出て行くようになればそれは解決される可能性が高い。どんなに上手くいっている夫婦でも、「飽きる」という問題は残る。飽きないためには、たくさん経験してセックスとはこの程度のものだと見切りをつけるか、契約結婚をすることで緊張感ある関係を保つようにするのがよいのではないか。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ヒューマンセクソロジー 
    ① 対談「暮らしの中のエロス」を読んで
    最近「セックスレス」が流行っている傾向があるが、男女は基本的にセックスでつながっているべきものであるから、やはりセックスは必要である。夫婦は甘えあう関係にあることが望ましいが、互いに社会の制度の中で「役割」を演じあう日本社会ではそれは難しいのが現状だ。このような現状の中で生きていかなければいけないという事実によって、「自己解体」が困難であるために、コミュニケーションを目的としたセックスを考える機会が与えられない。このため、日本では、性に対する偏見が多く見受けられるのだ。二人の間における、愛の有無とは関わりなく、「役割」を分担するという、生活の便宜上の理由で、結婚を継続する夫婦が多いのも、このためだと言える。日本のポルノの刷り込みによってセックスについて誤認識をするようになったことも指摘されており、また、「精子がたまって性欲がわく」という、男性側も女性側もとらわれている考えについても、それは科学的に間違いであって、「男性が性欲を自制するのは困難」だというステレオタイプ的な考えは誤ったものであると述べられている。夫婦関係をベ...

    コメント12件

    yoshinori 購入
    good
    2006/05/17 23:13 (18年5ヶ月前)

    gbmai2000 購入
    参考になりました
    2006/07/01 11:53 (18年4ヶ月前)

    primavera 購入
    分かりやすくてよかった。
    2006/07/10 1:36 (18年4ヶ月前)

    dandandelion 購入
    役にたった!
    2006/07/16 1:30 (18年3ヶ月前)

    tarouw 購入
    よかったです。
    2006/07/31 9:15 (18年3ヶ月前)

    vivichoco 購入
    役に立ちました
    2006/09/04 13:00 (18年2ヶ月前)

    koshikaban 購入
    good
    2006/09/07 3:27 (18年2ヶ月前)

    ac018044 購入
    参考になりました。
    2006/10/28 0:05 (18年前)

    marirupica 購入
    good
    2006/11/12 21:12 (18年前)

    a1206156 購入
    良かったです
    2006/11/18 16:06 (18年前)

    judy1231jp 購入
    参考になります
    2006/12/09 19:49 (17年11ヶ月前)

    mchocom 購入
    参考になりました
    2007/09/11 19:59 (17年2ヶ月前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。