自閉性障害について

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資料紹介

《自閉性障害について》                           
自閉症の原因は、脳機能不全である。脳機能不全が表象機能不全となり、認知・情緒・記憶・言語・運動・対人などの領域に障害のない人とは違った特徴が現れる。現在の国際的な診断基準DSM‐Ⅳでは、自閉症は「自閉性障害」と呼ばれ、「広汎性発達障害」という包括的な障害グループに含まれる。出現率は1000人に1名とされ、男女比は3~4対1である。
自閉症は単一障害ではなく、様々な症候群が混在する障害であり、知的レベルも知的障害のないものから重度の知的障害を合併するものまで様々で、高機能自閉症・中機能自閉症・低機能自閉症の三つに分類することができる。

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《自閉性障害について》                           
自閉症の原因は、脳機能不全である。脳機能不全が表象機能不全となり、認知・情緒・記憶・言語・運動・対人などの領域に障害のない人とは違った特徴が現れる。現在の国際的な診断基準DSM‐Ⅳでは、自閉症は「自閉性障害」と呼ばれ、「広汎性発達障害」という包括的な障害グループに含まれる。出現率は1000人に1名とされ、男女比は3~4対1である。
自閉症は単一障害ではなく、様々な症候群が混在する障害であり、知的レベルも知的障害のないものから重度の知的障害を合併するものまで様々で、高機能自閉症・中機能自閉症・低機能自閉症の三つに分類することができる。高機能自閉症は、IQ70以上で知的障害はなく、自閉症全体の20%を占める。言語能力は良好で、人のコミュニケーションは可能である。中機能自閉症は、IQ35~69の軽度ないし中程度の知的障害と認知障害を伴い、聴覚過敏がある。40~50%を占め、自閉症の中核的存在といえる。簡単な受け答えはできるようになるが、人とのコミュニケーションに困難がある。また、こだわりや常同的行動も多く、欲求が阻...

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