特別活動の指導法 第2分冊

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     学級活動・ホームルーム活動が教育課程上どのようなねらいと内容があるのかということを教師は常に意識し、指導の工夫や改善に努めなければならない。学習指導要領において、学級活動・ホームルーム活動は次のように示されている。 
    小学校
    「学級活動においては、学級を単位として、学級や学校の生活の充実と向上を図り、健全な生活態度の育成に資する活動を行うこと」
    (1)学級や学校の生活の充実と向上に関すること。
       学級や学校における生活上の諸問題の解決、学級内の組織づくりや仕事の分担処理など。
    (2)日常の生活や学習への適応及び健康や安全に関すること。
      希望や目標をもって生きる態度の形成、基本的な生活習慣の形成、望ましい人間関係の形成、学校給食と望ましい食習慣の形成など。
    中学校
    「学級活動においては、学級を単位として、学級や学校の生活への適応を図るとともに、その充実と向上、生徒が当面する諸課題への対応及び健全な生活態度の育成に資する活動を行うこと」
    学級や学校の生活の充実と向上に関すること。
       学級や学校における生活上の諸問題の解決、学級内の組織づくりや仕事の分担処理、学校における多様な...

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