ルターとカルヴァン

閲覧数2,758
ダウンロード数61
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    ルターとカルヴァン
    中世政治理論の最大の争点の一つ→ローマ教皇権に代表\される宗教的・霊的権威と世俗の権力との関係をどう考えるかにあった。
    ・ルターと政治権力
    1517年、免罪符を弾劾する95条からなる命題を公表したルターは人間の救済について次のような議論を展開した。人間は自己愛の故に自らの力によって救済に至ることは出来ない。人間が義とされるのは、キリストを通して示されているような人類に対する神の無限の愛と恩寵によってのみである。そのために、人間のなすべきことはただ一つ、神の愛と恩寵とを一途に信ずることであり、こうした信仰によってのみである。
     この議論は、当然人間の内面と神との直接的関係に救済の問題を還元し、それまで両者の関係を媒介していた教会は不要となる。そして各人の霊的権威は平等となる。     万人は等しく司祭となり、神の言葉を伝えるものとして聖書のみが拠り所とされた。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    宗教改革と政治思想の展開
    ルターとカルヴァン
    中世政治理論の最大の争点の一つ→ローマ教皇権に代表される宗教的・霊的権威と世俗の権力との関係をどう考えるかにあった。
    ・ルターと政治権力
    1517年、免罪符を弾劾する95条からなる命題を公表したルターは人間の救済について次のような議論を展開した。人間は自己愛の故に自らの力によって救済に至ることは出来ない。人間が義とされるのは、キリストを通して示されているような人類に対する神の無限の愛と恩寵によってのみである。そのために、人間のなすべきことはただ一つ、神の愛と恩寵とを一途に信ずることであり、こうした信仰によってのみである。
     この議論は、当然人間の内面と神との直接的関係に救済の問題を還元し、それまで両者の関係を媒介していた教会は不要となる。そして各人の霊的権威は平等となる。
                      ↓
    万人は等しく司祭となり、神の言葉を伝えるものとして聖書のみが拠り所とされた  しかし
    このことは決して教会概念の消滅を意味しなかった。彼は万人司祭主義の理念から、その内面において信仰を持つ人々から成る一つの不可視的・霊的教会を導き出...

    コメント15件

    kenjiro55 購入
    レジュメかな?
    2006/03/07 23:19 (18年8ヶ月前)

    ikunaga 購入
    a
    2006/06/30 2:30 (18年5ヶ月前)

    sorasora 購入
    参考になりました
    2006/07/08 20:28 (18年4ヶ月前)

    keiko20 購入
    よい
    2006/07/11 0:39 (18年4ヶ月前)

    tarouw 購入
    参考にさせて頂きました。
    2006/07/30 10:53 (18年4ヶ月前)

    apple69hoppe 購入
    q
    2006/08/28 0:30 (18年3ヶ月前)

    koshikaban 購入
    good
    2006/09/07 3:35 (18年2ヶ月前)

    asd456 購入
    参考になりました
    2006/10/18 13:56 (18年1ヶ月前)

    goldsun 購入
    参考になりました。
    2006/10/31 3:32 (18年1ヶ月前)

    yanshidan122 購入
    good
    2006/11/20 15:47 (18年前)

    naotan 購入
    参考になりました
    2006/11/21 7:59 (18年前)

    blacksarena 購入
    参考にします。
    2006/12/10 18:04 (17年11ヶ月前)

    songchi5678 購入
    good
    2006/12/22 7:54 (17年11ヶ月前)

    mickey0802 購入
    参考になりました。
    2007/01/19 0:52 (17年10ヶ月前)

    yodachman 購入
    参考になりました
    2007/08/08 14:11 (17年3ヶ月前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。