第2次大戦後約40年が経過し人口増加が世界的に問題となり現在でも発展途上国をはじめ増加の一途をたどっている。しかし先進国の大半は少子化という社会変動として着実な人口減少がはじまっている。先進国では特殊出生率の低下により経済面、政治面、文化面、社会統合面など社会的不安が強まっている。日本においても例外ではなく、その対策として2004年「子ども・子育て応援プラン」などの少子化対策と称する政策が展開されているが、合計特殊出生率の低減を食い止めるまでにはいたっていない。
近年、ライフスタイル、ライフサイクル、ライフコースが変化し、個人の生活の質が重視されるようになり、仕事と家庭の「両立ライフ」をする...