04153 児童学 第2分冊
子どもにとって遊びは必要なものなのか?今の時代は、すでに生まれたときから子どもの競争の中に組み込まれている。実際に子供は元気が一番で活発なほうが良いといっても、小学校に上がる前から習い事をしている子もいる。塾も今では当たり前になっている。「遊びは大事」と大人が言っても、親からすれば勉強が出来なければ今の社会は取り残されるばかりであり、少しでも上にいけばよいことあると思って子どもの事件を削って学ばせるのが現状である。それに伴い、子どもの遊びの場が社会から減ってきているのがそれをあらわしていると思う。広場がなくなり、変わりに小さい後援ができるが、あるのは砂場とジャングルジムや滑り台しかない。学校からも大きな遊具は少しでも危険性があれば撤去されてしまう。遊びには怪我が付き物であるが、今は怪我をしないことを優先させており、そうした遊具は必要とされない。
人類は進化の過程において、好奇心があったからこそ進化をしていったのであり、それは遊び心があったからではないだろうか。その好奇心を特に子供ならばそれがあるはずであり、わくわく感やどきどき感が成長をさせて...