交通事故発生件数と自動車台数との関係

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    資料紹介

     まず表1のグラフを見て分かるように交通事故の発生件数は年々増加している。ではなぜ交通事故件数は増える一方なのだろうか。まず原因の一つとして考えられるのは、昔に比べるとエンジンの性能が良くなったことだ。エンジン性能が良くなると、平均して走行速度があがるために事故が起こる可能性は高くなってくる。次に大きな原因となっている一つは、車の保有台数と走行距離に関係していると思われる。表2のグラフを見て分かるように、運転免許保有者数も自動車保有台数も年々増加の一途をたどっている。しかもどの年をみても、運転免許保有者数より自動車保有台数の方が多い。つまり単純に計算すると運転免許保有者のすべての人が一人一台以上自動車を持っているということになる。そして表3のグラフを見ると、自動車の数が増えることによって走行距離も年々増加している。走行距離が増加することによって交通事故が起きる可能性が高くなってくるのはいうまでもない。自動車台数が増える一方なので、交通事故の発生件数も増加の一途をたどっているのだ。
     まず表1のグラフを見比べてみると、発生件数は年々増加しているのに対して、交通事故での死亡者数は年々減少している。なぜ交通事故発生件数が増えているにもかかわらず、死亡者数は減少傾向にあるのだろうか。まず自動車開発の技術も向上し、エアバッグやASB(アンチロックブレーキシステム)などの安全装置が開発され、自動車のボディそのものが衝撃を吸収してくれるような自動車なども増えており、昔に比べると自動車がより安全な乗り物となったことが考えられる。そして医療の発達もあり、交通事故の発生件数は増加し続けているが一回の事故での死亡者数は確実に減っている。次に死亡者数の特徴であるが、表4のグラフを見るとあきらかに夜間よりも昼間の方が事故発生が多い。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    目的: 自分が車の免許を取って初めて車の怖さ、運転する責任の重さが分かりました。だから自分が住んでいる日本でどれくらいの件数の交通事故が起きているのか、またそれによってどのくらいの人々が尊い命を失っているのかを調べたくてこのテーマにしました。
    1,交通事故発生件数と自動車台数との関係
    表1,全国の交通事故発生件数とその死亡者、負傷者の数
    平成10年 平成11年 平成12年 平成13年 平成14年 平成15年
    発生件数 803,878 850,363 931,934 947,169 936,721 947,993
    死亡者 9,211 9,006 9,066 8,747 8,326 7,702
    負傷者 990,675 1,050,397 1,155,697 1,180,955 1,167,855 1,181,431
    結果: 交通事故発生件数は平成10年から平成12年まで急激に増加し、その後あまり大きな変化はない。しかし、死亡者の数は平成10年に比べて減少傾向にある。
    表2,運転免許保有者数と自動車保有台数
    平成10年 平成11年 平成12年 平成13年 平成14年 平成1...

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    2007/06/07 13:52 (17年6ヶ月前)

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