児童福祉論『「児童の権利に関する条約」制定の背景と意義について述べよ。』

閲覧数2,469
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    日本福祉人権子ども戦争児童権利法律国際

    代表キーワード

    児童福祉論

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

       『「児童の権利に関する条約」制定の背景と意義について述べよ。』
    現在、世界のいたるところで、児童の権利が無視され、酷い扱いを受けている。日本は世界中の中でも恵まれているほうだと思う。フィリピンのマニラ近郊では巨大なゴミの山を何万という子どもたちが歩き回っている。このような光景はラテン・アメリカやアフリカ、アジア全体で広がっている。また、子どもたちが陥る不幸の極致をなすのは、子ども兵士の徴募である。1988年のデータによると、子ども兵士の数は、20万人と推定されている。このように子どもが人間として扱われていない事が世界中で起きている。この状況を立て直すため、「児童の権利条約」が制定されたのである。この条約が制定された背景や経緯はどのようなものなのか。また、条約はどのような内容で、意義はどのようなものなのか。そして、条約が制定された後の日本の、世界の子どもたちの状況はどう変わったのであろうか。そのことをこれから述べていきたい。
     近年、子どもの人権が強く叫ばれているが、その歩みはまだ始まったばかりである。18世紀にはルソーが、20世紀初頭にはエレン・ケイが児童の権利について主張してき...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。