聖徳大学 音楽科教育法

閲覧数1,888
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題 第1設題
     リコーダーは、3年生から習い始める学校が多いが、1年間の指導で演奏技術の基礎がほぼすべて決まってしまうともいえる。つまり、その最初の指導が、後々までずっと響いていくのである。
    次に挙げる導入時の指導が重要となる。
    (1)事前指導
    リコーダーという名前の由来を知らせる、中身を確認する、記名の仕方を確認する、やってはいけないことを分からせる、リコーダーの秘密を探る課題を出すなど。興味・関心を持たせる為に実際に教師が吹いてみせることも大切である。その時、リコーダーの名前の由来が鳥の鳴き声ということもあるので、「かっこう」などの曲を選択し、実際に鳥が鳴いているように冒頭の部分を2小節ほど吹いてみせることで、子どもたちは早く自分のリコーダーにさわりたくて仕方がなくなってくる。
    (2)持ち方
    一番、最初に子どもにリコーダーを持たせる時、「シ・ラ・ソ」の運指も兼ねさせる意味合いで、左手から持たせることが多い。それが、そもそもの間違いの始まりになる。演奏をする時、リコーダーを支えているのは、唇(下唇)と右手の親指の2点である。つまり、右手の親指が、リコーダーの中部管のどこにあるか...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。