「精神保健福祉士法および倫理規定に基づき、精神保健福祉士に課せられた役割と職業倫理について述べなさい。」
精神保健福祉士の職務は、規範である倫理綱領と法律である精神保健福祉士法に記されている。そして、精神保健福祉士法の第1条に掲げられている通り、「精神保健の向上及び精神障害者の福祉の増進」を目的としている。精神衛生的な関わり、つまり予防的な視点での関わり、そして精神疾患がある方に対して自立、社会復帰、社会参加の為の助言、指導、訓練等、必要な援助をソーシャルワーカーの立場から支援する事が期待されているのである。
現代社会では、顧客満足等で激しい競争社会になっており、その為にリストラ、解雇等に怯え...