「少子化」の要因と児童に及ぼす影響について述べよ。
厚生労働省の発表があり、予定とされていた2006年からの出生率と死亡率の逆転が早まり、2005年より逆転されたと報道された。
少子化が経済などに影響を及ぼすと考えられており、少子化を改善するように政策が立てられている。マイナス面だけでなく、プラスの面もあり、もっとプラスに考えるべきでは、なかろうか。
少子化の始まりは、1970年代半ば以降から、年々出生率が低下し、90年代に入ると少子化の傾向がますます顕著になった。80年代頃まで日本は、適齢期になれば、ほとんどの人が結婚をする皆婚社会であった。ところが、80年代後半は、結婚をしない人(できない人)が次第にその数を増やしていった。
現在では、結婚しても子どもを作らない、子どもは、一人だけといったライフスタイルも増えてきている。
それとともに、女性の社会進出が進み、地位が確立されるようになった。結婚しなくても自分のライフスタイルが守れ、結婚、出産により、社会から取り残されてしまうという気持ちや、復帰しても、同じ仕事が出来ないといった、リスクがあるといえよう。
また、子どもにかかる...