薬物治療学
項目 問題文 正誤 国試回 - 問題番号
検査・診断
尿検査値の変動
腎疾患の診断目的で尿検査をする場合には、尿道口付近をできるだけ清浄にした後、出始めの尿を捨て、中間尿を採取する。 ○ 90-181
尿中β2-ミクログロブリン量の上昇は尿細管障害の指標となる。 ○ 90-181
腎糸球体の基底膜に障害が生じると、尿中のアルブミン量が増加する。 ○ 90-181
尿道炎、膀胱炎、腎孟腎炎がある場合、尿中に出現する白血球の大部分はリンパ球である。 × 90-181 大部分は好中球
試験紙法で尿潜血反応が陽性になるのは、尿沈渣に赤血球が認められるときのみである。 × 90-181 赤血球だけではなく、ヘモグロビン、ミオグロビンとも反応する
尿中の微量アルブミン測定は、糖尿病性腎症の早期診断に役立つ。 ○ 88-183
血液検査値の変動
@ 平均赤血球容積(MCV)、平均赤血球血色素量(MCH)、平均赤血球血色素濃度(MCHC)は、貧血の鑑別診断に有用である。 ○ 87-189
白血球数2500/μLは、白血球減少症である。 ○ 85-183 4000~9...
94回薬剤師国家試験受験の時に、それまでに解いた問題を集めてみました。
国家試験の出題範囲は大変広く、その全範囲を勉強するのは大変です。
私の場合、このような資料を作ることで、各分野において、
要点を分類し、どこがポイントになるか、どこが複数回問われているかを調べ、
Excelのファイルにすることで把握・検索しやすくして対応しました。
この方法は予想以上に大変でしたが、おかげで国家試験を乗り切ることができました。
これから受験する方々やこれから6年制の薬学部に対応する上でデータが必要な方には役に立つ資料だと思います。