低出生体重児の生理的特長

閲覧数9,495
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    低出生体重児の生理的特徴
    体温
    低出生体重児は一般に皮下脂肪の蓄積が少ない。また,体重が少ないほど体重あたりの体表面積は大きくなる。このため,低出生体重児では身体からの熟喪失が速い傾向がある。
    呼吸
    肺で効率的な換気を行うためには,肺サーファクタントの存在が必須である。肺胞内に肺サーファクタントが分泌されるようになるのは,通常妊娠(在胎)33~36週ころである。このため,これより早産の低出生体重児では呼吸障害がみられる可能性が高い。
    消化
    哺乳反射が完成し経口哺乳が可能となるのは妊娠32~34週ころなので,これより前の早産児ではカテーテルを使った経管栄養が通常は必要となる。消化・吸収機能に関し...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。