表「睡眠・覚醒リズム表」
目的
毎日の就床と起床時刻を記録することによって、比較的長期にわたって、毎日の睡眠リズム、日常の睡眠習慣を把握し、明確にする。
睡眠時刻や睡眠時間の推移を観察し、睡眠・覚醒リズム障害による不眠や過眠の症状を把握し、治療に効果的に役立てるとともに、治療経過をみる。
主観的な過大評価や過小評価あるいは思いこみや虚偽が入り込む余地が少ないため、患者の睡眠の自己評価が明確になる。
対象
概日リズム睡眠障害および睡眠障害のある患者
うつ病・不安障害などがあり、睡眠の自己評価が低い患者
使用方法
開始にあたっては、目的や臨床上の必要性、睡眠と覚醒の定義を十分に理解して...