1.授業の要約
今回の授業では、ロボットはロボットでも工場にあるようなものでは無く、家庭内でパートーナーとなる小型ロボットを取り上げた。家庭内で動くロボットを作るほうが工場用のそれより難しく、今回取り上げたNEC社の『PaPeRo』には顔認識技術や音声認識技術だけではなく、接し方によってキャラクタや行動が変化したり、自発的提案、自律行動することができる技術が詰まっている。家庭用ロボットには、会話が一方的にならないような双方向性や飽きないような機能、そして長く使ってもらえるよう愛着が持てるような作りでなければならないし、使っていて信頼でき、安定であり、そして安全なものでなければならない。家庭用ロボットを作るうえでは、更には画像処理や音声処理をする知能化技術、超音波センサや赤外線センサなどによって、物体や障害物の位置や距離を検知/測定するセンサ技術、メカ制御技術、コンテンツと認識やメカなどの要素技術を繋ぐ技術などなど、求められるものがたくさんある。
2.授業の感想
『PaPeRo』ではモニタ評価を行っており、家庭だけでなく、人文系大学、技術系大学、そして老人ホーム、幼稚園といった幅広い分野で動作の研究がなされている、というのを聴いてそのほかの話も合わせて、家庭用のロボットを作るということは、本当に難しいことだと感じた。そしてNEC社の『PaPeRo』に対する素晴らしいこだわりを感じた。まず、このロボットを完成したものとしないで、パソコンやインターネットに接続して拡張や改造できるということからもユーザのことを思って作ったことが分かる。『PaPeRo』の素晴らしさはまだまだある。私も『PaPeRo』のオリジナルダンスを見て感動せずにはいられなかった。そもそも漫画やアニメでしか見たことが無いロボットが目の前で動いていること自体現実だとは思えなかった。
「ロボット」
1.授業の要約
今回の授業では、ロボットはロボットでも工場にあるようなものでは無く、家庭内でパートーナーとなる小型ロボットを取り上げた。家庭内で動くロボットを作るほうが工場用のそれより難しく、今回取り上げたNEC社の『PaPeRo』には顔認識技術や音声認識技術だけではなく、接し方によってキャラクタや行動が変化したり、自発的提案、自律行動することができる技術が詰まっている。家庭用ロボットには、会話が一方的にならないような双方向性や飽きないような機能、そして長く使ってもらえるよう愛着が持てるような作りでなければならないし、使っていて信頼でき、安定であり、そして安全なものでなければな...