教育課程論
1.現在の小学校の教育課程の領域について
学校教育法施行規則に基づき、第24条では小学校の教育課程は,国語,社会,算数,理科,生活,音楽,図画工作,家庭及び体育の各教科,道徳,特別活動並びに総合的な学習の時間によって編成されている。また、第25条では小学校の教育課程については,この節に定めるもののほか,教育課程の基準として文部大臣が別に公示する小学校学習指導要領によるものとする。とされている。これらの小学校の教育課程において、子どもに「生きる力」をはぐくむ教育課程の編成及び実施と基礎的・基本的な内容の確実な定着を図り、自ら学び自ら考える力の育成のために、教育課程の編成及び実施が...