行政法2違法性の承継について説明せよ

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    資料紹介

    違法性の承継の問題について説明せよ。
     違法性の承継の問題とは、二つ以上の行政行為が連続した場合、先行行為に対して取消訴訟を提起しなかった者が、後行行為に対する取消訴訟において、先行行為が違法だから後行行為も違法となると主張することができるかどうかという問題である。

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    違法性の承継の問題について説明せよ。
     違法性の承継の問題とは、二つ以上の行政行為が連続した場合、先行行為に対して取消訴訟を提起しなかった者が、後行行為に対する取消訴訟において、先行行為が違法だから後行行為も違法となると主張することができるかどうかという問題である。
     この点、まず、①先行行為と後行行為の目的・効果が異なる場合(課税処分と徴収処分など)には、無効の場合を除き、先行行為も違法性は承継されない。
     しかし、②先行行為と後行行為が相連続して一つの効果の実現を目指し、これを完成するものである場合(農地買収計画と買収処分など)には、先行行為の違法性は後行行為に承継される。
     もっとも、先...

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