日本における、第二次世界大戦後の社会福祉の展開を、4段階に分けてまとめていく。
1段階(第二次世界大戦後)
日本における、第二次世界大戦後の社会福祉の展開を、4段階に分けてまとめていく。
1段階(第二次世界大戦後)
昭和20年8月の敗戦と共に戦時体制も終わり、連合軍の占領下にて、新たな施策が開始された。GHQは、昭和21年に社会救済に関する覚書を発表した。それは、①無差別平等②公私分離③救済の国家責任④必要な救済は制限しないと言う内容であり、政府はこれらの原則を受けて生活保護法(旧)を制定した
その後、浮浪・孤児対策が進み、昭和22年に児童福祉法の制定や戦争によって身体障害者が増加した為に身体障害者福祉法が制定された。そして、昭和25年には生活保護法(新に変更され、「福祉三法」が生まれた。さらに、昭...