経済政策に見るリーダーシップ
アメリカのサブプライムローン問題に端を発する経済の悪化はアメリカだけにとどまらず、世界中に影響を及ぼしている。日本も例外ではない。株価の低下や派遣労働者の解雇などの企業の人員削減、就職内定者の内定取り消しなど、連日のように日本の不況を象徴するような報道が目に止まる。こういった状況を打開するためには政府の力が必要となるわけであるが、その中でもトップである麻生首相のリーダーシップ力が今後の日本経済の行方を大きく左右することになるであろう。内閣支持率は低迷を続け、解散総選挙を行えば民主党に政権をとられるかもしれない、また、自民党の中にも造反の動きが見られるなど麻生内閣...