第一課題 第一設題
小児看護とは「健康な子ども達も疾患や障害を持った子ども達も区別することなく健康を維持し順調に育っていくことを見守る」ことである。特殊性として、常に変化し、著しい成長発達をしている小児の特徴を十分に捉え看護をしてゆくことにある。またその対象も以前なら出生後より義務教育である15歳(中学3年生)までとされていたが、出生前診断の必要性・障害の重症化・慢性疾患の増加・思春期の延長化などから方向性が変わり、現在では胎児期から成人期をすぐそこまで迎えようとしている高校生の時期にまで拡大されてきているのが現状である。成長発達は個人差も大きいことから、対象とする小児に応じた...