江戸時代の三大改革

閲覧数3,279
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    目次
    1.はじめに
    2.享保の改革
    3.田沼政治
    4.寛政の改革
    5.天保の改革

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    江戸時代の三大改革
    目次
    1.はじめに
    2.享保の改革
    3.田沼政治
    4.寛政の改革
    5.天保の改革
     1.はじめに
     18世紀以降幕藩体制も矛盾を露呈するに至り、幕政改革が必要になった。最重要課題は幕府財政の再建で、幕府が断行した三大改革では、時代ごとの状況に応じて財政再建へのさまざまな対策が図られた。
     2.享保の改革
    8代将軍徳川吉宗は、臨時措置として上米の制を大名に命じ、それによって急場をしのぎながら幕府の財源の基礎である年貢収奪の仕組みを新たに作り上げていった。その第一は年貢増徴策として徴税法を検見法から、定免法へと改め、税率を五公五民に引き上げた。第2は新田開発を推し進め、耕作地を増やし、第3は殖産興業の名のもとで進められた商品作物の栽培奨励であった。この間、吉宗は株仲間を公認しているが、それは株仲間の結成を通じて商品流通と価格を幕府が統制・操作しようとしたものである。大坂堂島の米相場の設置も、米価を引き上げることで幕府財政を潤そうとするものであった。こうして1744年に幕府の石高・年貢収納高は近世を通じて最高水準に達し、幕府の財政難も緩和され、吉宗は幕府の中興の祖と崇めら...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。