生物多様性と環境

閲覧数5,288
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    今日、地球温暖化、酸性雨、オゾンホール等の環境問題が叫ばれているが、その環境問題の中のひ
    とつに生物多様性の減少がある。
    1992
    年にリオデジャネイロでの国連環境開発会議においても生
    物多様性条約が採択され、国際的にも関心が高いことがうかがえる。
    地球上には種々さまざまな生物が、多様な環境の下で生息している。池田
    (2004)
    によると、生物
    多様性とは通常は種数多様性のことであるが同種の個体にも個性があり、さらにそれらが一緒に
    生活する生物群集にもそれぞれの特徴があり、生物多様性は種数多様性だけに還元できるわけで
    はないらしい。また、生物の基本設定プラン自体の多様性(性生物多様性のなで

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    今日、地球温暖化、酸性雨、オゾンホール等の環境問題が叫ばれているが、その環境問題の中のひ
    とつに生物多様性の減少がある。1992 年にリオデジャネイロでの国連環境開発会議においても生
    物多様性条約が採択され、国際的にも関心が高いことがうかがえる。
    地球上には種々さまざまな生物が、多様な環境の下で生息している。池田(2004)によると、生物
    多様性とは通常は種数多様性のことであるが同種の個体にも個性があり、さらにそれらが一緒に
    生活する生物群集にもそれぞれの特徴があり、生物多様性は種数多様性だけに還元できるわけで
    はないらしい。また、生物の基本設定プラン自体の多様性(異質性)も生物多様性の大きな要素で
    ある。生物多様性が生じる根本原因は進化にあるが、異質性を生じさせる進化メカニズムと種数多
    様性を生じさせる進化メカニズムが同じか異なるかについては議論が多い。現在、地球上で知られ
    学名がついている生物種の数はおよそ 150 万種であるが、実際には少なくともこの 10 倍以上の種
    が生息していると推定されている。その中で極端に種数が多いのは昆虫類で、昆虫だけで 3000 万
    種ほどいるのでは...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。