家庭科教育法 科目最終試験
①新しい小学校学習指導要領が示す(1)衣服への関心(2)住まい方への関心、の学習で付けたい力と具体的な指導例を述べなさい。
②「ごはんと味噌汁を作ろう」の単元について (ア)教材観 (イ)児童観 (ウ)目標 (エ)指導計画(全8時間)を記述しなさい。
③現行の(または新しい)小学校学習指導要領における家庭科の「目標」を示し、家庭科で育てたい力について述べなさい。
④新しい小学校学習指導要領家庭科の「内容」について、改訂の要点4点を挙げて説明しなさい。
⑤家庭科における学習評価とはどのようなものか。卵料理の学習について、具体的な指導計画、指導内容、どの場面で4観点を評価すればよいか。
⑥家事分担を考えさせる具体的な指導法(指導案)を記述せよ。
家庭科教育法 科目最終試験
①新しい小学校学習指導要領が示す(1)衣服への関心(2)住まい方への関心、の学習で付けたい力と具体的な指導例を述べなさい。
「衣服への関心」について。学習指導要領では、衣服の働きがわかり日常の着方を考える事、日常着の手入れが必要である事がわかり、ボタン付けや洗濯ができるようにすることが目標である。ここで、より実践的・体験的な学習を行うためには、身近な題材を用意する必要がある。例えば、「洗濯上手になろう!」という題材を設定する。この題材では、子ども達に、洗濯に必要な洗剤の種類や用具の使い方、手洗いや電気洗濯機洗いの特徴、布地や汚れに応じての洗濯の仕方の違いに気づかせたい。さらに、日常生活の中で、進んで衣服の手入れをしようとする実践的な態度や、自分たちの生活にかかわる生活排水と環境汚染について考える態度も養いたい。授業では手洗いを中心に扱うことにより、水だけで落ちる汚れがあることや、洗濯機では見えにくい排水や使う水の量にも目を向け、生活環境に配慮した洗濯の仕方を工夫する意識も高めることができると考える。実習として、家庭の協力を得て実際に靴下を手洗いさせることを...