要約
この実験は自由再生法の課題において、直後再生条件と遅延再生条件での系列位置と再生の順序との関係を明らかにするために行った。 女子大生にスクリーンに出てくる15個の漢字熟語を記憶してもらい、それを5試行行った。次に同じように15個の漢字熟語を記憶してもらった後に引き算を挟み、それも5試行行った。その結果個人の結果もグループの結果も直後再生条件には親近性効果が認められたが、遅延再生条件には認められなかった。初頭性効果はすべてに見られた。
目的
自由再生法の課題において、直後再生条件と30秒間の挿入課題後に再生させる遅延再生条件を設定し、項目が提示される入力の順序といろいろな系列の項目が再生される確立との関係を明らかにする。
方法
被験者 女子大学生31人を対象にした。
刺激 装置は一定の時間間隔で学習材料を1つずつ提示する刺激提示装置(パーソナルコンピューター、Apple社製iBook G4M8600J/A)Microsoft社製Power Point X for Macを使用した。
学習教材 下記のリストを参照した。
二次熟語リスト(有斐閣アルマ『初めて出会う心理学』より選出*一部改変)と引き算リスト
「記憶における遅延課題が再生率に及ぼす影響と
系列位置と再生の順序との関係」
要約
この実験は自由再生法の課題において、直後再生条件と遅延再生条件での系列位置と再生の順序との関係を明らかにするために行った。 女子大生にスクリーンに出てくる15個の漢字熟語を記憶してもらい、それを5試行行った。次に同じように15個の漢字熟語を記憶してもらった後に引き算を挟み、それも5試行行った。その結果個人の結果もグループの結果も直後再生条件には親近性効果が認められたが、遅延再生条件には認められなかった。初頭性効果はすべてに見られた。
目的
自由再生法の課題において、直後再生条件と30秒間の挿入課題後に再生させる遅延再生条件を設定し、項目が提示される入力の順序といろいろな系列の項目が再生される確立との関係を明らかにする。
方法
被験者 女子大学生31人を対象にした。
刺激 装置は一定の時間間隔で学習材料を1つずつ提示する刺激提示装置(パーソナルコンピューター、Apple社製iBook G4M8600J/A)Microsoft社製Power Point X for Macを使用した...