第二次上海事変時(1937年8月~1937年11月)の中国国民党軍・第3戦区の編成を記載。
1937年9月~11月上海事変時の中国軍第3戦区の編成
第3戦区・司令長官:蒋介石
├右翼軍・司令官:張発奎
│├第8集団軍・司令官:張発奎
││├第28軍(第62師、第63師)
││└(第55師、独立第45旅、砲兵第2旅2団、教導総隊砲兵営)
│└第10集団軍・司令官:劉建緒
│ ├(予備第11師、第128師、第45師、第52師)
│ └(暫編第11師、暫編第12師、独立第37旅、特務団、寧波防守)
├中央軍・司令官:朱紹良
│├第9集団軍・司令官:朱紹良
││├第71軍(第87師)
││├第72軍(第88師、保安総隊、独立第20旅1団)
││├第78軍(第36師)
││├第8軍(第61師、税警総団)
││└(第3師、第18師、砲兵第2旅3団1営、淞滬警備)
│└第21集団軍・司令官:廖磊
│ ├第1軍(第1師、第32師、第78師)
│ ├第48軍(第173師、第174師、第176師)
│ └(第16師、第19師、第171師)
└左翼軍・司令官:陳誠
├第15集団軍・司令官:羅卓英
│├第16軍団・司令官:羅卓英
││├第54軍(第14師、第98師)
││├第18軍(第60師、第11師、第67師)
││├第74軍(第51師、第58師)
││├第39軍(第56師、独立第34旅)
││└第4軍(第90師)
│├第15軍団・司令官:劉興
││└(第23師、第53師、第102師、第103師)
│├第73軍(第15師)
│├(第44師、砲兵第16団)
│└第57軍(第111師、第112師、江蘇保安団)
└第19集団軍・司令官:薛岳
├第66軍(第160師、第195師)
├第75軍(第6師)
├第2軍(第9師)
├第25軍(第13師)
├第20軍(第133師、第134師)
└第69軍(第57師)
保安総隊は上海を警備していた中華民国に属する警備隊、兵力詳細は不明。税警総団は、宋子文が設立した軍隊。上記は江防軍を除いている。
参考文献
「中国抗日戦争史地図集」中国地図出版社出版