品川区の犯罪対策

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    資料紹介

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     昨年1年間に東京都内で起きた犯罪の数は30万1913件です。これは交通関係を除く数字なのですが、戦後最悪の数字です。さらに、検挙率は25.2%と、前年と比較して0.6ポイントも低下しています。
    年々増加の一途をたどる児童連れ去り犯罪。警視庁の報告書によれば、誘拐や略取の被害者の年齢として最も割合をしめる年齢層が小学生になります。さまざまな手法で児童を狙う犯罪が増える中、品川区ではどのような取り組みがされているでしょうか。
    子どもを狙う犯罪が増える中、各都道府県では自治体と地域住民が一丸となり安全対策を行う動きが活発化してきています。そのなかでも品川区は早くから積極的な防犯対策へ取り組み、2003年には全小学生に防犯ブザーを配布しました。そして今はまだ思考段階ですが、2005年度中には品川区内の全児童にPHSが配布される予定です。システムが稼動を始めるのは2005年6月下旬頃です。試験的にいくつかのモデル校でシステムを運行し、2学期以降順次エリアを拡大させていきます。この無料配布するPHSは、愛称で「まもるっち」と呼びます。登下校時に首に掛け、危険を感じたらピンを引きます。すると区役所...

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