言語の特徴とそれぞれが英語教育に持つ意味について
言語の特徴をBrown,H.D.は8点にまとめている。
Language is systematic and generative.
人の言語は組織的であり次のようなレベルに分けられる。
①音声と音素・・・音声は無限に変化し、たえず変化するが、意味の識別に用いられる音声は限られており、これを音素と呼ぶ。例えば英語は子音24、母音7の31の音素からなる。
②形態素・・・音素を組み合わせて、意味のあるまとまりである形態素をつくる。単独で語をなす場合も、複数の形態素で語が形成されることもある。
③統語・・・語が一定の順序で配列されて、句、節、文が生成される。これを言語の創造性と呼ぶ。
④強勢とイントネーション・・・音調の組み合わせをイントネーションと呼び、音調の高低を組み合わせて意味の違い、感情、態度さえも伝えることが出来る。また、強勢を何処におくかで品詞が変わったり、伝える意味がかわったりする。
【英語教育に持つ意味】
言語運用の場面で規則を活用する練習をし、それがほとんど無意識のうちに出来るようにする。つまり基本文を暗記することは...