『「教育実習のPDCAサイクルについて」自身の体験や期待をもとに具体的に述べなさい。』
1、教育実習におけるPDCAサイクル
PDCAサイクルとは、計画(Plan)を実行(Do)し、検証・評価(Check)して改善(Action)に結びつけ、その結果を次の計画に活かすプロセスのことである。教育現場では、教員としての目標に近づき望ましい教育を行えるよう、経験・反省を繰り返し行うことが日々児童と関わっていく上で必要とされる姿勢である。(*p-36)教育実習では、実習生も現場に立つ者として同様の姿勢を求められる。したがって、実習にあたってはPDCAサイクルを意識して取り組んでいきたい。私は、以前高校で3週間ほど教育実習をさせてもらった経験から、PDCAサイクルの重要性と小学校での教育実習に対する期待と考えをまとめていく。
(1)PLAN(計画)
教育実習を行う前に必ず準備しておかなければならないことがある。それは、児童の名前を覚えることである。あらかじめ、担当するクラス児童の顔写真と名簿、座席表をもらっておき、実習までに覚えておくのだ。それだけでも児童と打ち解けやすくなり、児童理解につながっ...