算数科教育

閲覧数1,566
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『算数科教育の歴史(黒表紙教科書、緑表紙教科書、水色表紙教科書、単元学習、現代化、ゆとり)について述べ、それらの教育内容を自分の視点で考察せよ(4枚程度)。上記を踏まえ、2002年度完全実施の学習指導要領(算数科)の特徴について述べ、その教育内容を自分の視点で考察せよ(4枚程度)。』
    (1)歴史からの考察
    ①黒表紙教科書の特徴と問題点
     1905年に、藤沢利喜太郎らによって第一期国定教科書『尋常小学算術書(黒表紙教科書)』が編纂される。この国定教科書の出現及び普及は、わが国の算数教育の統一とその水準を高めるという大きな役割を果たした。しかし、藤沢の数え主義による数計算中心の算数教育は、算術に理論がなく、計算技術と数量の知識を授ける技術主義的なもので当時の子どもの発達を考慮したものではなかった。こうして、児童の生活への配慮や関連性を求める批判が相次ぐ結果となる。
    ②「緑表紙教科書」の特徴と問題点
     1935年には第四期『国定教科書(表紙が緑色のため緑表紙教科書と呼ばれる)』が発行された。この教科書は、これまでの国定教科書とはまったく異なり、色刷りや挿絵などが含まれた子どもの認識を重視した...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。