教育原論①A②B

閲覧数1,107
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    「ルソ-の教育思想、とりわけ消極的教
       育について述べよ。」
    「人間の成長過程におけるそれぞれの発
       達課題について述べよ。」

    タグ

    子ども宗教社会道徳哲学自然思想人間児童

    代表キーワード

    教育原論道徳

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

      「ルソ-の教育思想、とりわけ消極的教
       育について述べよ。」
     ルソ-の時代の18世紀は、人間は本来悪であるとする、生まれた時こそ悪人で教育を受け、成長していくうちに善人となるとする大人中心の児童観を持った時代であり、子どもを大人の型にはめて考えていた。しかし、ルソ-はこの児童観に疑問を抱き、「万物をつくる物の手を離れる時すべては良いものであるが、人間の手にうつるとすべて悪くなる」
    とする自然にそった児童中心主義を考案した。
    この考えは後に理想教育に組み込まれ、その中の一つの自然教育は「自然に帰れ」の言葉に言い表されるように、人間を自然に立ち戻し教育するとし、自然、事物、人間を教育内容としてとらえた。また二つ目の理想教育として挙げられているのが自然の歩みに伴い教育する消極的主義であり、これを中心にしてルソ-の教育思想について考えてみたい。
     まず、ルソ-が掲げる自然教育は、子どもの自由を尊重することを原則とする。したがって子どもの自発性が常に尊重され、外からの強制による「詰め込み主義」はルソ-の最も排斥するところであった。
    そのため、教師の役目は生徒にものを教えこむことではなく...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。