固定化酵母による連続アルコール発酵
1.目的
固定化酵母によるアルコール発酵を行い、固定化生体触媒の利用法およびその特性について理解する。
2.実験方法
教科書Ⅵ-50~51頁の内容に従って実験を行った。
3.実験結果
3-1.バイオリアクターによるアルコール発酵
分取した溶液量および分取に要した時間、それらから得られた流速を以下に示す。
・分取量 18.2 ml
・分取に要した時間 20分
・流速 0.91 ml/min
3-2.グルコース定量
まず、標準グルコース溶液の505 nmにおける吸光度を以下に示す。
表1 標準グルコース溶液の吸光度
グルコース濃度(mg/ml) 0 2.0 5.0 吸光度 0.003 0.461 1.199 上記の結果より得られた検量線は、y軸を505 nmにおける吸光度、x軸をグルコース濃度としてプロットすると、
y=2.397×10-1x-5.053×10-3 (r=0.9998)
であった。グラフを最後に添付した。
分取液および送液である15 %グルコース溶液の505 nmにおける吸光度...