刑法問題・答案 不真性不作為犯

閲覧数2,076
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    刑法問題・答案 不真性不作為犯
    問 甲は、川の土手を散歩していたところ、たまたま溺れている人を発見したが、
     そのまま通り過ぎた。溺れている人が死亡した場合、甲に殺人罪を問うことが
     できるかについて述べよ。
    答案
    1 結論
      甲に殺人罪の刑事責任を問うことはできない。
    2 殺人罪
      刑法199条は、「人を殺したものは、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する」
     と規定している。人を殺害する罪をいう。
    3 不真性不作為犯
    意義
    不真性不作為犯とは、作為の形式で構成要件を不作為によって実現するものを
       いう。例えば、殺人罪(刑法199条)であれば、人を殺す、というように作為形式
      ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。