サブプライム問題にみる経済と不動産との関係

閲覧数1,582
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    サブプライム問題にみる経済と不動産との関係

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    サブプライム問題にみる経済と不動産との関係
    2008年9月アメリカを発端とするサブプライムショックが世界を駆け巡った。これはアメリカの住宅販売に際して施されていた住宅ローンの破綻がそもそもの問題の発端であったが、サブプライム問題と住宅ローンの関係、およびその後の住宅ローンへの影響はどのように変化したのだろうか。
    アメリカの住宅販売は2005年頃より非常に好調に推移し、前年度比二桁増という状況が続いていたが、これは見通しの甘い、住宅ローンへの金融機関の怠慢が原因であった。アメリカの住宅ローンを扱っていた金融機関は住宅ローン希望者に対して所得が多少低い場合であっても、勤続年数が短くても、さらには、勤務先に問題があっても、購入する一戸建て住宅などの土地と建物が、数年後には二桁パーセント上昇する、という見込みを拠りどころに、住宅ローン融資における審査を通していた現状がある。
    住宅ローンというのは、本来は債務者、すなわち住宅ローンを借りようと検討している者が返済していくに当たって返済能力があるかどうかを、まずは勤務先からしっかり検討するのが通常である。その際には当然すぐに辞められたら困るため、勤...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。