「脳」の働きから「幸福」を考える。
人間の「脳」は、どのようにして「幸福」を感じていくのでしょうか?
「脳」を研究すれば「心」がすべて分かる!といったような印象をもたれていることも多いようですが、脳研究の最前線においても、「心」についてはよく分かっていないようです。
「脳」と言うのは、二重構造になっているのだそうです。
眼、耳などから入ってきた外の情報が脳に伝えられ、「感覚」として認識される部分。
この「感覚」の情報が、記憶、学習、体内の情報(健康状態)などと結びついて判断する「意識」の部分。
例えで言いますと、「空を見て青いと感じた」事が「感覚」の部分だとすると、それが、田舎の空の記憶と結びついて「懐かしい風景だな。久々に実家に帰ろうか?」と思う。これが、「意識」の部分だそうです。
例えでもわかるように「脳」と言うのは、「感覚」の上位に「意識」が被さる二重構造になっております。
「意識」が「感覚」をコントロールして行動を促す事もあれば、「感覚」が暴走をして「意識」が働かなくなることもあるそうです。
ここのところが、最先端の脳科学をもってしても「心」の核心とも言うべき「意識」の部分は、...