生活科の目標をふまえた「子どもの遊びの中から生まれる実践」について考察するとともに考察した実践についての学習指導案を作成せよ(学年は第1年学年でも第2学年でもかまわないが、本時の指導上の留意点を、特に詳細に作成すること)
第一章 生活科の目標をふまえた「子どもの遊びの中から生まれる実践」
子ども達の「学び」において、子ども達自身が活動し、様々なものとかかわることが大切である。その中から生まれる知的な気付きや発見から「学び」が始まる。つまり、「おや?おかしいな。なぜだろう。」から「学び」は始まり、「自分でよく見てみよう、他のものと比べてみよう」というように積極的な姿勢により「学び」はより発展していくのである。しかし、教師は、指導のしやすさばかりを重視し、子ども達の「活動すること」の価値を見落としがちであり、そしてその活動で得られた知的気付きを蔑ろにしがちである。教師は、子ども達の知的気付きを大切にし、取り上げ、子ども達が自覚できるように返していくことが大切である。この子ども達の知的気付きを大切にしなければ、活動はただの受身の体験で終わってしまう。
様々な活動があるが、中でも生活科...