発達心理学(青年期の「アイデンティティ(identity)の危機について」)

閲覧数5,314
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    通信教育のレポートです。あくまで参考にお願いします。一部変えただけや、そのまま写したりは、違反になり処罰の対象となります。発達心理学(青年期の「アイデンティティ(identity)の危機について」)を述べています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     青年期の「アイデンティティ(identity)の危機」について概説しなさい。
     エリクソン(Erikson,E.H.)は人間のライフサイクルを8つの段階に分け、各々の段階で達成される課題と失敗した場合の結果を設定した。その中で、エリクソンは青年期の発達課題を自己同一性の確立とした。これは、「過去において準備された内的な斉一性と連続性とが、他人に対する自分の存在の意味-「職業」という実体的な契約に明示されているような自分の存在の意味-の斉一性と連続性に一致すると思う自信の積み重ねである」としている。すなわち、同一性の確立とは、その感覚に基づいた自分が、確かに今ここに存在しているという確信であるといえる。
    幼児期や学童期の自己像には連続性がないが、これは主として、記憶の問題であると思われる。しかし、だからこそ、自分に関する一貫した記憶が持てるようになる青年期に、自己同一性の確立が発達課題となるのであるが、単に連続した記憶が保たれるからだけではない。もう一つの理由がある。思春期に入るからである。
     思春期は、第二次性徴の出現する時期を指す。青年期はこの思春期も含んでいる。歴年齢で言えば中学...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。