A●生活科指導法第二

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    ①具体的な活動や体験による展開
    理論:生活科の学習指導では、具体的な活動や体験による展開を重視する。生活科は、第一学年、第二学年の低学年児が対象の科目であるから、理論で教えるより、自ら知りたい、調べたい、作ってみたいなどといった好奇心や積極性を育むことで児童の自立を目指している。生活科の学習で具体的な活動や体験を重視するということは、生徒が能動的に、また意欲的に学習することが期待されている。
    具体例:例えば、カレーを作ってみたいという子がとする。作り方を調べてみると、自分の家庭で食べてきたものだけでなく、カレーには英国カレー、インドカレー、タイカレーをはじめ多くの種類があることや、また級友の家庭ことに具材が全く異なることを知る。そこから、図書館に行ってカレーが各国異なることを歴史を調べてカレー新聞を作る「調べる」学習に進むのもよいし、食材を探しに町に行き「探す」学習から調理実習に進んで「作る」「味わう」学習もあるであろう。児童の興味があることを実際に体験してみるのである。
    考察:筆者は、生活科を体験していない最後の世代であるから、妹の話で上記のような身近で個人的興味に沿った学習の話を聞...

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