やよいクラブ・やよいクラブQは現在筆者がコーチを勤め始めて4年目となるママさんバレーボールクラブである。「2つクラブのコーチを掛け持ちしているのか?」と聞かれれば、そういうことになるかもしれない。ただこの両クラブは、試合参加のとき意外は、1つのクラブとして、週1回の練習を共に行い、練習後の食事や、忘年会・新年会・反省会も合同で行うという形態をとっている。
ここではクラブの歴史についてみていくわけだが、クラブの歴史は筆者の生まれる以前から始まっている。なおかつ、現在もクラブ創設時のメンバーが日々の練習において、サポート役だけでなく現役のプレーヤーとして活躍している。現在クラブには、70を超えるメンバーが数名いるわけであるが、彼女たちが豊島区のママさんバレーボールを創り上げたといってもいいすぎではないだろう。
早速、記念誌とメンバーへの聞き取り調査 を基に、やよいクラブの歴史についてみていきたい。まず昭和62年発行の記念誌より「やよいクラブ」の紹介のページより、クラブ創設や方針、当時の状況が伺い知れる文章を少々長くなるが引用したい。以下がその引用である。
バレーボールを生涯スポーツとして
昭和55年、花にはちょっと間がある3月下旬、豊島体育館にほど近い喫茶店に数人の仲間が集まりました。現キャプテンの荒木厚子を中心に家庭婦人のバレーボールのあり方について話し合いました。そして仲間に共通している事は
◎ バレーボールが大好きである。
◎ バレーボールを自分の生涯スポーツとして考えている。
◎ 年齢があまり若くない。
◎ 技術的にさほどすぐれていない。
けれども、自分たちのチームを作って今度楽しみながらバレーボールを続けていきたい、そんな願いをこめて“やよいクラブ”が誕生しました。
やよいクラブの歴史
やよいクラブ・やよいクラブQは現在筆者がコーチを勤め始めて4年目となるママさんバレーボールクラブである。「2つクラブのコーチを掛け持ちしているのか?」と聞かれれば、そういうことになるかもしれない。ただこの両クラブは、試合参加のとき意外は、1つのクラブとして、週1回の練習を共に行い、練習後の食事や、忘年会・新年会・反省会も合同で行うという形態をとっている。
ここではクラブの歴史についてみていくわけだが、クラブの歴史は筆者の生まれる以前から始まっている。なおかつ、現在もクラブ創設時のメンバーが日々の練習において、サポート役だけでなく現役のプレーヤーとして活躍している。現在クラブには、70を超えるメンバーが数名いるわけであるが、彼女たちが豊島区のママさんバレーボールを創り上げたといってもいいすぎではないだろう。
早速、記念誌とメンバーへの聞き取り調査 を基に、やよいクラブの歴史についてみていきたい。まず昭和62年発行の記念誌より「やよいクラブ」の紹介のページより、クラブ創設や方針、当時の状況が伺い知れる文章を少々長くなるが引用したい。以下がその引用である。
バレーボー...