教科教育法情報第2設題「情報通信技術の進展は、単にコンピュータやインターネットが教室に導入されるという問題だけでなく、パラダイム転換が重要であることが指摘されている。そのときのパラダイム転換とは何を意味しているかを批判的に考察せよ。」

閲覧数1,481
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    情報佛教大学通信

    代表キーワード

    佛教大学情報

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「情報通信技術の進展は、単にコンピュータやインターネットが教室に導入されるという問題だけでなく、パラダイム転換が重要であることが指摘されている。そのときのパラダイム転換とは何を意味しているかを批判的に考察せよ。」
     「パラダイム」とは、「ある科学者の(閉じた)社会の中で、広く信じられている考え方や基準」のことをいう。「パラダイム転換」は、もともとは自然科学における認識の大変化をさした。しかし、このことは科学(研究)の世界のみならず、いろいろな社会に当てはめることができるし、私たちの考え方にも当てはまるといえる。
     このことから、情報教科で指摘されるパラダイム転換を私なりに考えていこうと思う。 まずは今ある考え方で対立的に捉えられている、行動主義と構成主義を見ていくこととする。
    行動主義
     学習とは、外部からの刺激に対する人間の観察可能な行動変容である。つまり、教師による情報伝達を基本とし、いかにその刺激に対して、忠実に反応するかに重点を置く。賞と罰による外的動機付けが行われ、反復によって一般化していく。意識、意図、欲求、認知といった心的活動は、対象とはしない。
    構成主義
    学習者は、主体...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。