慶応義塾大学SFCの合格志望理由書です
現在の中国は経済の急速な成長によって、様々な社会問題が頻発している。その中の最大の問題点が、中国の貧富の格差の拡大である。私はそれら経済格差の犠牲になっている人々の生活を救済するべく有効な方法と対策について研究したい。そのために国際政治経済はもちろんのこと、マクロ経済と地域戦略を総合的に学べる貴校の総合政策学部で、現実の経済政策を的確に分析できる能力を養い、中国の貧富の差を小さくする望ましい解決方を考察したい。これまで私は、高校で課題研究として中国の貧富の差について研究してきた。貴大学でより高度に実践的な理論を学び、貧富の差を縮めるために力を捧げたい。また、高三の時に取ったTOIEC675点の英語力と中国語検定準一級の中国語力、日本語力をさらに高めていき、コミュニケーションをできるうえに、国際的な視点から貧富の差の問題を解決したいと考えている。
私が、このような将来の目標を持ったのは中学校卒業後のある旅行がきっかけである。私は生まれてから来日する迄の15年間北京で生活した。あの時の私は、林立した高層、舗装された道路に車が流れ、品揃えの良いスーパーは自分の住む地域以外でも同様であると考え...