24.知覚障害

閲覧数1,104
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    看護症状

    代表キーワード

    看護知覚障害

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    知覚障害
    1 症状が生じる病態生理
    1.知覚障害とは
    知覚障害と一言でいっても,その種類にはさまざまなものがあり,なかにはまつたく逆の反応を表すものもある。よって,感覚器伝達経路,あるいは大脳の認知・判断のいずれかが障害されたときに生じるものである。知覚刺激は,知覚受容器から最終的に大脳皮質知覚野に向かって,インパルスとして発せられた刺激情報が,投射されていき,温・冷覚,痛覚,触覚,微細感覚,粗大感覚,深部感覚などとして,私たちに感知されている。
    2.知覚障害のメカニズム
    ①多発性ニューロパチー
    末梢神経が四肢の末端部で多発性に傷害された場合に左右対称性に四肢末梢部より遠位部から近位部に向かって進行していくものが多い。手袋型・靴下型障害ともいわれている。
    ②単神経障害
    単一の末梢神経・神経幹が障害された場合の神経炎をいい,上肢では正中神経麻痺,橈骨神経麻痺,尺骨神経麻痺,下肢では総腓骨神経麻痺が多くみられる。これら末梢神経障害の場合,障害された支配領域に運動麻痺と知覚障害の両方がみられる場合が多い。
    ③脊髄神経根障審
    脊髄神経支配領域に従った知覚障害を呈する。C5~C7までと正中神経,...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。