《化膿性骨髄炎》

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    資料紹介

    化膿性骨髄炎についての概要をまとめたもの

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    化膿性骨髄炎(pyogenic osteomyelitis)P.281~285  製作者:
    急性化膿性骨髄炎
    慢性化膿性骨髄炎
    病態
    好発部位(Scottらの116症例調査:1990年)
     大腿骨―26 骨盤―23 脛骨―13 手―8 腓骨・上腕骨―7 ・・・
     多発性はわずかに4例(3%)だった。
     上肢より下肢に多い。
     男子186例―女子58例(川路の186症例の急性化膿性骨髄炎の調査)
     
     幼小児、若年者では長管骨骨幹端部
     成人では長管骨骨幹部
     長管骨で骨幹端部に好発する。骨幹端部では毛細血管係蹄の類洞で血流が緩やかとなり、細菌が停留し増殖しやすいとされている。このほかの解釈として、骨髄の毛細血管では内皮細胞の貧食能が欠如していることや、毛細血管の一部が盲管となっていることがあげられる。成人では骨端軟骨板は消失しており、化膿性炎症はいずれの場所にも発生する。
    図2 世代別骨幹端部の血流
    a 新生児では骨端軟骨を貫通する血管がいくつか存在する。
    b 小児では骨端軟骨に達した動脈血は急に方向転換を迫られており、血流が緩やかとなる。
    c 成人では骨端軟骨は閉鎖し骨幹端の血管は...

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