公害史 原田正純
“水俣の啓示”上下
(色川大古編 築摩書房 1983年)
桜井徳太郎 民俗学
ゴムまり理論
経済 ①お金
②自然 = 「海は預金通帳」
③人間関係
授業メモ 12月23日
新潟水俣病(1965年)
熊本の水俣病が起こり、同じ作業行程をとる企業であり、なぜチッソで起こったことを学習せずに、たれ流し状態であったのか → 阿賀野川
(チッソに似た企業は他に26社近くあり、その内の一社が新潟水俣病を引き起こした)
熊本・・・原因究明に躍起、住民は無視される
新潟・・・原因はわかっているから住民治療に
1959年にはすでに熊本大学が原因究明をしていた。しかし、政府としては1968年に公害認定をしている。 → 原因究明から認めるまで約10年・・・
「なぜ10年もたってそんなことを言う、59年にはわかっていたことではないか。」原田
「先生そんなこと言っちゃいけないよ、国が認めないと私たちは救われないよ。」住民
熊本大学と住民の関係は? → つながっていなかった
原因究明に躍起になり、住民生活を無視してきた研究者たちが伺える。研究者たちは自分たちが研究してわかってい...