相談援助の基盤と専門職

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    資料紹介

    資料の原本内容

    問題1
    共感
    クライエントの立場になって、その人の立場であったならば、どのように感じるだろうと想像すること。ソーシャルワーカーは自分の価値や態度や判断を抑え、クライエントの人生経験、信念、考えなどを深く理解する必要がある。
    またソーシャルワーカーは、内面で共感するだけでなく、相手の立場におかれたらどう感じるかを想像した上で、言葉や非言語的コミュニケーションを用いてクライエントへそれを伝える(反映)必要がある。反映することで初めて、クライエントに共感を伝えることができる。
    ソーシャルワーカー
    ソーシャルワーカーはソーシャルワークの価値を基盤に、専門の知識とスキルを活用する専門職である。
    社会福祉士、精神保健福祉士などの有国家資格者がソーシャルワーカーの代表であるが、いずれも名称独占資格のため、無資格でソーシャルワークを実践するソーシャルワーカーも存在する。
    人権と社会正義の原理を拠り所とし、人間の福利の増進を目指して社会の変革を進め、人間関係における問題解決を図り、人々のエンパワーメントと解放を促す。
    コンピテンシー
    ソーシャルワーカーとして必要な行動や活動を遂行する総合的な能力や力量を表す言葉。複雑な状況のもとで、もっている素質や要素をふさわしいときに適切に動かし、統制することができる能力のことを指すとされている。
    「スキル・能力」と「コンピテンシー」の違いは、スキル、能力は「優秀であるかどうか」がその評価となるが、コンピテンシーはそれが「成果につながるかどうか」が最も重要な視点となる。潜在的な能力ではなく、それが行動等により発揮されることで評価される。
    慈善組織協会(COS)
    1869年にロンドンで初めて設立された組織。中央本部とその下部の地区委員会で組織され、要保護者の個別的訪問調査やケース記録を集積し、慈善団体同士の連携の徹底を図ることで、救済の漏れや重複を防止することを目的とした。
    また、慈善的救済援助に個別の訪問活動が不可欠とし、訪問員のためのハンドブックを作成するなど、社会福祉運営の方法、技術の確立やケースワークの理論と方法、技術の体系化など、ケースワークの源流となった。
    友愛訪問
    19世紀後半から20世紀前半にイギリスやアメリカにおける慈善組織協会活動として行われた、貧困家庭に対する個別の訪問指導。友愛の精神に基づき、人格的感化による要援護者の自立を目指したが、一方で自助努力の評価によって対象を選別した。
    この活動はケースワークやコミュニティワークの発展に貢献した。
    日本では、高齢者の独居世帯や高齢者夫婦世帯などに対する孤立の解消や安否確認を目的に訪問活動が行われている。特に社会福祉協議会を中心とした地域福祉活動として取り組まれてきた。
    問題2
    クライエントシステム
    ハル・ハウス
    リッチモンド(M.E.Richmond)
    浅賀ふさ
    診断主義学派
    マイルズ(A.Miles)
    バートレット(H.M.Bartlett)
    パールマン(H.perlman)
    過程(process)
    パールマン(H.perlman)
    ホリス(F.Hollis)
    ジャーメイン(C.B.Germain)
    ホリス(F.Hollis)
    ミルフォード
    アドボカシー
    交渉
    13
    デンマーク
    1959年法
    わかりやすい表現
    問題3
    ソーシャルワークの統合化について
    ソーシャルワークの統合化とは、ソーシャルワークの共通基盤、とりわけその主要な3方法であるケースワーク、グループワーク、コミュニティワークの共通基盤を明らかにして、一体化してとらえようとする一連の動向のこと。
    北米では、複雑化、深刻化するクライエントの生活問題に対し、機関やサービスが細分化され、ソーシャルワーカーにはその分野特有の専門知識と技能が求められるようになり、専門分化されたソーシャルワークの共通性が見出しにくくなっていたが、1955年の全米ソーシャルワーカー協会の設立を機に、専門職として必要な条件となるソーシャルワークの共通基盤を明示する必要から始まった。
    また、ソーシャルワークにシステム理論が導入されたことにより、3方法がそれぞれ対象とする個人・グループ・コミュニティを分断するものではなく、最小のシステムである個人を内包したシステムであるという視点や、「状況の中の人」を「システム」としてとらえ、そこへの介入という視点が明確化されたことも統合化に影響を与えた。
    統合化の過程は、まず第1段階はコンビネーションアプローチと呼ばれ、それぞれの方法を単純に合体させた統合で、各方法を状況に応じて駆使する形態である。
    第2段階はマルチメソッドアプローチと呼ばれ、各方法に共通する原理や技術を抽出し、共通基盤を確立させるアプローチ方法である。
    第3段階はジェネラリストアプローチと呼ばれ、ソーシャルワークの共通基盤を確立した上で、そこから全体を特質づける枠組みを再構築する方法である。この段階にてソーシャルワークの統合化の直接的な到達点となった。
    東海医療福祉専門学校                        厚生労働省指定通信教育
    学科 社会福祉科 学年 1 学籍番号 氏名 科目 相談援助の基盤と専門職 課題 レポート課題1

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