教育原理

閲覧数1,231
ダウンロード数14
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    西洋における古代・中世・近世・近代の社会のあり方と教育について

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     現代の日本では、子どもを「教育」することが重要視され、学校教育の義務化やさまざまな法律により子どもの安全な生活が保障されている。しかし、このようになるまでにはさまざまな時代と教育観があり、これから先も変わっていくかもしれない。日本だけではなく世界の国々においてさまざまな時代があり、いろいろな社会があった。では、西洋の時代の変化の中で教育はどのようにして生まれ、変化してきたのだろうか。
     まず古代ギリシャ時代には、「ポリス」という自由民と奴隷によって構成された都市国家が誕生し、階級組織がとられていた。ポリスの中でもスパルタとアテナイの教育観が激しくぶつかり合っていた。スパルタの教育は、軍人としての能力を育成することが目的であり幼少の頃から厳しい訓練が行われた。子どもは国の所有物として育てられ、親が育てることは許されなかった。一方アテナイの教育は、軍人の育成に当たるとともに、平和的な市民の育成を重視していた。国家が強制するのではなく、自由に委ねるべきであると考えられ、男子はことばの読み書きや計算、音楽や体育などが教育され、女子は家庭で学んだ。このころから、ソフィストという教師の職業団体...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。