Z1110 教育相談の研究

閲覧数1,059
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    A評価

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    学校カウンセリングの意義、方法及び今後の課題について述べなさい。
    1.学校カウンセリングの意義 
     近代に入り社会の構造が複雑化するにしたがい、人々の悩みも多岐にわたり、その相談内容も多様化した。単なる素質や経験だけでは対応できないようになってきたのである。そのため、一定の知識や技術が要求されるようになり、今日一般に使われるカウンセリングという概
    念ができあがった。1942年にロジャーは著書で、それまでの相談というニュアンスが強かったカウンセリングに治療的な意味を付加させた。彼は、患者という言葉を廃し、自分で意思決定ができるようになる人という意味でクライエントという用語を採用した。そして、カウンセラーがクライエントに彼らの考えや行動を指示するのではなく、クライエント自らが、自分で意思決定し問題解決がはかれる能力を養うようにすることが、カウンセリングの目標であると主張した。
     平成7年度に、文部省によって、カウンセリングの専門家を学校現場に派遣するという事業が実施された。そこでは、ある程度の専門性をもった教師が行う教師カウ
    ンセリングと、臨床心理士の資格をもったカウンセラーが、学校でカウ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。