膝立ち

閲覧数6,233
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    タグ

    運動活動自由影響考察能力方法姿勢治療

    代表キーワード

    膝立ち

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ~膝立ち位とは~
    膝立ち位といわれる姿勢で、膝関節を90°屈曲して、上半身を直立し、上肢は体幹側につける。支持基底面は両下腿で形成されるが、重心の位置は高く、重心線の落ちる位置が支持基底面の前縁に近いために不安定で、この姿勢を長時間保持することは困難である。
    膝立ち位を基本にして派生する姿勢には以下の4通りがある。
    ・kneel sitting(正座に当たる姿勢)
    ・side sitting(横座り姿勢)
    ・half kneeling(片膝立ち位)
    ・prone kneeling(四つばい位)
    Ⅰ.運動学的分析
     膝立ち位では、大腿直筋は股関節そして膝関節の2ヶ所で伸張される。筋の停止部は体重支持面に対して固定されるので、筋の起始部が骨盤を前方に引くように作用する。しかし、このままでは前方に倒れてしまうので、特徴的なふたつの方法を用いて重心の後方移動を行い、安定化を図っている。一つ目として、腰椎の前弯を増大させ、上部体幹を後方に移動させる方法である。二つ目として、腰椎の前弯を減少させることで、殿部を後方移動させる方法である。
     膝立ち位において、体幹の抗重力伸展活動・抗重力屈曲活動が...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。