P6102 文学概論第2設題

閲覧数1,433
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員1,650円 | 非会員1,980円

    資料紹介

    タグ

    代表キーワード

    文学概論P6102

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『文学という出来事について』
    1.文学とは何か?
    文学とは何か?これは逆説的であるが、文学が発生した瞬間より文学において議論が交わし続けられたテーマであり、文字が文章となり、文学として存在するにあたり、文学とは何かを定義付けることは欠かすことはできないであろう。
    これから英米文学を学ぶ一員であり、文学部に所属するものとして、学術的に文学を定義することを試みる。ここでは文学とは人類が言葉を発明した瞬間に誕生し、文学とは文章を書くという行為により、創造される芸術であると考える。
    それでは人類にとって言葉とはなんであったか?
    言葉を持つことで人類はそれぞれの文化と自己を確立、発展させ、言葉と共に次の世代へと文化と自己を受け継いでいくこととなった。この点が、人間と他動物との決定的な違いであり、言葉は人間が人間として存在するための象徴的産物である。
    他、学問と比べ文学はいかに捉えられるか?
    文学とは上記の通り、言葉の使用により作成されたものである。したがって、個人の日記から小説、果ては高度研究機関における研究論文にいたるまで、多岐に渡り全ての文章を「文学」と一くくりにする事も、極端に言えば可能で...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。