S105理科教育法Ⅱ_第1設題

閲覧数1,187
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設 題
    『(1)子どもたちが生活している「地域の自然」を教材化する必要性を2つの観点から解説せよ。
    (2)そのうち1つの観点から、あなたの居住している地域の自然を教材化した事例(授業の展開例)を示せ。』
    1.「地域の自然」を教材化する必要性について
     子どもたちが生活している「地域の自然」を教材化する必要性として、「子供の自然の認識」「理科教育・環境教育の目的」という2つの観点から解説する。
    1.1 子供の自然の認識という観点
     森一夫によると自然認識は3つのレベルがあるという。第1のレベルは、「事実認識」である。これは個別の事物あるいは現象をそのまま認識することである。第2のレベルは、「原理・法則的認識」である。これは第1のレベルにどのような法則性があるのか、そしてその原因は何かといったことを認識することである。第3のレベルは、「世界了解的認識」とよばれるレベルの認識である。これは、自然の事物・現象や法則がほかの事物・現象・法則とどのように関わっているかとか、それらをほかの存在や私たちの生活との関わりで認識することである。
     学校での学習のなかで、自分たちの日常生活や生き方、さらにい...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。