佛教大学通信
教科教育法数学2 科目最終試験用まとめ
テキストや出題形式が変わっている可能性があります。予めご確認下さい。
このまとめを基に勉強し、科目最終試験は90点で合格しました。
必要最低限の内容かと思いますので、ご自身で充実させて下さい。
あくまで参考としてご覧下さい。
本資料のご利用によって何らかの問題が生じても責任は取れませんのでご了承下さい。
S8106 教科教育法数学2 科目最終試験
数学教育の目標を概観し、テキストにある「」について、その概略を記すこと。
後半部分の出題パターン
1「日本人口の数学」
3「ティーカップの数学」
5「地球環境の数学」
6「幾何学模様の数学」
9「紙パック飲料の数学」
10「自動車の数学」
左の数字はテキストと対応させています。
●前半部分
数学教育のねらいは、①実質的価値、②形式的価値、③文化・教養的価値、④知的好奇心を満たす価値、の4点に集約される。①②は教育の実質陶冶と形式陶冶に繋がるものであり、過去から数学教育の目標として掲げられてきた。実質的価値とは、実際にその知識技能が必要だから学ぶということ、形式的価値とは、思考力を養うということで、理論的思考や直観力を身につけて将来に知恵を発揮するということである。③④は、豊かな個人生活を考える視点から重要なものである。学んだことが実際上は使われなかったとしても、そのことを知っていることによって人生をより豊かにする価値を意味する。知的好奇心とは、純粋な知的欲求であり、人間の基本的な欲望である。
日本の数学教育の現状は、うまくいって...